ワイモバイルの「シンプル」プラン解説!損することもあるデメリットや注意点

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ワイモバイルの新プラン「シンプルS/M/L」はスマホベーシックプランと比較すると料金も安い上にデータ量も増量されています。

そのためこれからワイモバイルで新規契約や乗り換えを検討している人も、プラン変更を検討している人も特徴や料金など気になっている人も多いかもしれませんね。

シンプルS/M/Lは通話料金やプラン変更についてはいくつかデメリットもあって事前にしっかり把握しておかないと損することもあるので注意が必要です。

そこで本記事ではワイモバイルのシンプルS/M/Lについて特徴や注意点、料金などを旧プラン比較しながら解説しました。

ワイモバイルの契約やプラン変更をして損をしないようにチェックしておくといいでしょう。

ワイモバイル「シンプルS/M/L」のメリット

ワイモバイルで2021年2月18日から受付開始された新プラン「シンプルS/M/L」はデータ容量ごとにS/M/Lの3種類あります。

「シンプル」という名称からもわかるように難しい申し込み条件がなく、しかも契約期間の縛りがないのでいつ解約しても違約金が0円というのが大きな特徴です。

シンプルS
シンプルM
シンプルL
プラン料金2,178円3,278円4,158円
データ量3GB15GB25GB
通話料22円/30秒22円/30秒22円/30秒
通信制限時の速度300Kbps1Mbps1Mbps
通信回線4G/5G4G/5G4G/5G

ワイモバイルで提供しているプランはシンプルS/M/Lだけなので旧プランのスマホベーシックプランやスマホプランに現在加入することはできません。

そのためワイモバイルで新規契約や乗り換え(MNP)の検討している人は特徴やメリットなどはチェックしておくといいでしょう。

4G/5G回線対応

ワイモバイルのシンプルS/M/Lはこれまでの4G回線だけでなく5G回線にも対応したプランなので5G回線の電波が届く地域なら高速通信が可能です。

格安SIMは基地局を持っていないので5G回線対応プランは少ないのですが、ワイモバイルはソフトバンクの基地局に自社回線網を持っているので格安で5G回線が使えるというわけですね。

もちろんワイモバイルでは5G回線を使っても追加料金などは一切かからないので5G回線を試してみたいという人には便利ですよね。

ただ5G回線のエリアは限られているので事前にエリアマップから調べておくといいでしょう。

契約期間の縛りや解約金もなし

ワイモバイルのシンプルS/M/Lは契約期間の縛りがないのでいつ解約しても解約金(契約解除料)はかからないというのは大きなメリットですね。

旧プランのスマホプランは契約期間が2年間の俗にいう2年縛りプランだったので解約金を回避するために更新月を調べたり乗り換えるタイミングを考えたりと手間がかかることもありました。

ただ2019年10月に法改正があった影響で契約期間の縛りや解約金が撤廃になっているので更新月以外で解約や他社への乗り換え(MNP転出)をしても解約金は0円になるというわけです。

極端に言えばワイモバイルを契約してすぐに解約しても解約金や罰金などはないので気軽にシンプルS/M/Lに加入することができますよね。

もちろんワイモバイルを契約して半年以内に解約すると短期解約としてブラックリスト入りしてしまい契約審査に落ちることもあるのでデメリットや注意点は確認しておくべきですね。

テザリングが無料で使える

ワイモバイルではスマホのテザリング機能を使えばパソコンやタブレットでもシンプルS/M/Lを使うことができるので自宅や外出先でWiFiルーターの代わりにすることが可能です。

テザリングのオプション料金は無料でしかも申し込みも不要なのでiPhoneやandroidでテザリングの設定さえしておけばすぐに使うことができて便利ですね。

ただワイモバイルにSIMフリーや他社のSIMロック解除した端末を持ち込みする場合は動作保証されていないのでテザリングしても速度が遅いとか設定してもできないということもあります。

そのためワイモバイルの動作確認済み端末一覧からテザリング対応機種かどうか調べておくといいでしょう。

余ったデータは翌月繰り越し

ワイモバイルのシンプルS/M/Lは2021年8月から余ったデータを翌月に繰り越しできるようになっています。

スマホプランやスマホベーシックプランではデータを使い切れなかったら消えてしまっていたので、あまりネットを使わなかった月でも無駄な料金がかからずに済みますよね。

ただシンプルS/M/Lはデータの繰り越し上限や有効期限が決まっているので注意しましょう。

シンプルS
シンプルM
シンプルL
基本データ3GB15GB25GB
繰り越し上限3GBまで15GBまで25GBまで
有効期限30日30日30日

例えば10月にシンプルMで2GBしか使わなかった場合は13GB繰り越しできるので、11月は合計で28GB使うことができるということですね。

ただ翌月に繰り越したデータは末日までに使い切らないと有効期限切れで消えてしまうので注意しましょう。

速度制限下でも速度が速い

ワイモバイルのシンプルS/M/Lはデータ超過すると翌月1日まで速度制限がかかります。

一般的な速度制限下の通信速度は128KbpsですがシンプルSだと300Kbps、シンプルM/Lだと1Mbpsと速いのでyoutubeの標準画質であれば問題なく使えるのはメリットですね。

もちろんデータを使い切って速度制限がかかってもWEBで追加データを0.5GB500円で購入すれば即日で制限解除することも可能です。

ただ追加データの購入をしなくてもネットやLINEをする分には十分な通信速度を確保できているので無駄な料金をかけずに済むというのは嬉しいですよね。

データ増量オプションでデータが増える

ワイモバイルのシンプルS/M/Lはデータ増量オプションに加入することで自動的にデータ量を増やすことができます。

オプション料金が月額550円かかりますが初めて加入する人はデータ増量無料キャンペーンで12ヶ月間はタダでデータ増量することが可能です。

ワイモバイルで新規契約や乗り換えをするのであれば無料期間があるので加入申し込みをしておいて損はないですよね。

シンプルS
シンプルM
シンプルL
基本データ3GB15GB25GB
データ増量オプション+2GB増加+5GB増加+5GB増加
合計データ量5GB20GB30GB

データ増量オプションはシンプルSなら2GB増加、シンプルM/Lなら5GB増加しますが増加したデータも余ったら翌月に繰り越しできるので無駄になることはありませんので便利ですね。

ちなみに無料期間が終わった13ヶ月目以降は自動解約にはならないので、不要であれば解約しておきましょう。

シェアプランでデータを分けあえる

ワイモバイルは親回線でシンプルS/M/Lに加入しておけば2回線目以降の子回線をシェアプランにしてデータを分けることができます。

シェアプランは基本料金が非常に安いので1回線目と2回線目で別々にシンプルプランへ加入するよりも親回線と子回線でデータシェアした方が料金が安く済むのでお得ですよね。
シンプルS
シンプルM
シンプルL
1回線目
(シンプル)
2,178円3,278円4,158円
2回線目
(シェアプラン)
1,078円539円539円
合計料金3,256円3,817円4,697円

シェアプランは親回線のUSIMをシンプルMやシンプルLにするとシェアプランセット割の割引が適用されて月額539円で使うことができるのでシンプルSよりもシンプルM/Lの方がお得です。

ちなみにワイモバイルのシェアプランは子回線で加入できる上限が最大3回線までになっていてワイモバイルのUSIMを挿したiPadやSIMフリー端末でもデータシェアできます。

ワイモバイル「シンプルS/M/L」の料金

ワイモバイルのシンプルS/M/LはUQモバイルのくりこしプラン+5Gや楽天モバイルのUN-LIMITと比較すると月額料金が数百円高いと言わざるを得ません。

というのはワイモバイルは家族で複数回線契約して割引を適用すると最安値になるという点が大きなメリットだからです。

シンプルS
(3GB)
シンプルM
(15GB)
シンプルL
(25GB)
プラン料金2,178円3,278円4,158円
家族割引-1,188円-1,188円-1,188円
支払額1回線目:2,178円
2回線目以降:990円
1回線目:3,278円
2回線目以降:2,090円
1回線目:4,158円
2回線目以降:2,970円

ワイモバイルにはシェアプランセット割や家族割引サービス、おうち割光セットといった複数回線向けのサービスや特典が充実しているのでキャンペーンを活用して安く使うようにしましょう。

なお別途ユニバーサルサービス料と電話リレーションサービス料が数円かかります。

家族で複数回線の契約をすれば2回線目から990円!

ワイモバイルでは家族割引やおうち割光セットなど複数回線向けのキャンペーンを実施しているので、うまく利用することでシンプルSだと最安値の月額990円で使えます。

  • 家族割引:2回線目以降の料金1,188円割引
  • おうち割光セット:ネット回線の契約で1回線目から1,188円割引

ちなみに家族割引とおうち割光セットは1回線目が割引の対象になるかどうかが違います。

家族割引とおうち割光セットを併用することはできないので、申し込み条件をチェックしてどっちがいいか決めておくといいでしょう。

家族割引サービス

家族割引サービスはワイモバイルを利用している家族全員に毎月ずっと1,188円の割引が受けられるキャンペーンです。

家族の定義は妻や子供、祖父や祖母などの血縁者だけでなく住所が同じであれば家族とみなされるためルームシェアや同居している友人・恋人でも最大9回線まで割引が適用されます。

詳細
受付期間終了未定
割引額子回線の加入プランに応じて割引額が異なる
■シンプルS/M/Lの場合
2回線目以降ずっと毎月1,188円割引
■スマホベーシックプラン
2回線目以降ずっと毎月550円割引
条件下記の条件を全て満たすこと
(1)親回線でシンプルS/M/Lに加入すること
(2)契約後に家族割引に申し込みする
申し込み方法申し込みすれば即日で割引が適用される
申し込み場所・ワイモバイルショップ
ワイモバイルオンラインストア
注意点・主回線1回線につき最大9回線まで割引
・家族の親等に制限はない
・オンラインストアでは家族の追加だけしかできない
・月の途中で申し込みすると日割りになる
・後から申し込みすることもできる
・1回線目は割引されない
・同一名義で2台持ちでも割引適用される

ワイモバイルの家族割引は1回線目が割引対象外になりますが、家族の範囲に親等数の制限がないので戸籍謄本などで家族証明できる限り遠い親戚でも割引を適用することができます。

また家族割引に申し込み期限はないので、すでにワイモバイルを契約していても後から加入することもでき、申し込みするタイミングが自由なのは嬉しいですよね。

ただ主回線をプラン変更や名義変更、解約してしまうと家族全員の割引も解除されてしまうので注意した方が良さそうです。

おうち割光セット

ワイモバイルのおうち割光セットはソフトバンク光やソフトバンクAirなど指定のネット回線を契約するとシンプルS/M/Lの料金が最大10回線まで割引されるキャンペーンです。

自宅のネット回線の契約が必要になりますが、家族割引サービスと違い1回線目から割引が適用されるので主回線の割引が欲しいという人にはお得ですよね。

詳細
受付期間終了未定
割引額加入プランに応じて割引額が異なる
■シンプルS/M/L
・1回線目からずっと毎月1,188円割引
■スマホベーシックプラン
・1回線目からずっと毎月550円割引
条件下記の条件を全て満たすこと
(1)シンプルS/M/Lに加入する
(2)下記いずれかの固定通信サービスに加入する
・ソフトバンク光(自動更新ありプラン)
・ソフトバンクAir
・Yahoo!BB光シティ
(3)ワイモバイル契約後に申し込みする
申し込み方法おうち割光セットに申し込みすれば即日適用
申し込み場所・ワイモバイルショップ
注意点・主回線含めた10回線まで割引される
・月の途中で申し込みすると日割りになる
・後から申し込みすることもできる
・すでに指定の固定通信サービスに加入しててもOK

おうち割光セットはワイモバイルの申し込み時に加入することができないので、ワイモバイルで新規契約や乗り換え(MNP)を完了させてから申し込みするようにしましょう。

ちなみにソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えてもソフトバンクのおうち割光セットは引き継ぎできないので、ワイモバイル契約後に再申し込みしておく必要があります。

通話料が22円/30秒でかかる

ワイモバイルのシンプルS/M/Lは通話料が22円/30秒の従量課金制になっていて電話をかければかけるだけ料金がかかります。

ただ国内通話がかけ放題になるオプションが2つあるので電話をよくする人はオプション加入も検討してみましょう。

料金無料時間
オプションなし22円/30秒なし
だれとでも定額770円/月10分以内の通話かけ放題
スーパーだれとでも定額1,870円/月時間無制限の通話かけ放題

月の通話時間が17分以上ならかけ放題オプションに加入したほうが通話料は安くなりますので、ワイモバイルのスマホを仕事で使う人には特におすすめです。

またワイモバイルは家族間通話も無料にはならないので家族や子供との連絡用として使う場合なども通話かけ放題オプションは便利です。

60歳以上ならスーパーだれとでも定額がお得!

ワイモバイルでは60歳以上のシニアがシンプルS/M/Lに加入すると「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」が適用できます。

このキャンペーンはスーパーだれとでも定額のオプション料金を毎月1,100円割引してくれるので、ガラケーからワイモバイルのスマホへ乗り換えたい人には便利ですよね。

だれとでも定額と同じ料金で24時間いつでも通話かけ放題になるので60歳以上の方はぜひ検討してみましょう。

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スマホベーシックプランとシンプルS/M/Lの違いを比較

ワイモバイルで旧プランのスマホベーシックプランに加入している人の中にはシンプルS/M/Lにプラン変更するべきか迷っている人も多いかもしれません。

基本的にスマホベーシックプランよりもシンプルS/M/Lの方が料金は770円安いですしデータ量も多く旧プランよりお得になるケースが多いので違いを比較してみました。

シンプル
新規受付中
スマホベーシックプラン
新規受付終了
データ量プランS:3GB
プランM:15GB
プランL:25GB
プランS:3GB
プランM:10GB
プランR:20GB
プラン料金プランS:2,178円
プランM:3,278円
プランL:4,158円
プランS:2,948円
プランM:4,048円
プランR:4,928円
通話料22円/30秒10分以内の通話無料
データ繰り越し可能不可
家族割引1,188円割引550円割引
おうち割1,188円割引550円割引
新規割なし半年間770円割引
契約期間なしなし

ただスマホベーシックプランには10分以内の国内通話かけ放題が付いてるのでシンプルS/M/Lにだれとでも定額をつけるとスマホベーシックプランと料金は同じになります。

とは言えワイモバイルのキャンペーンはシンプルS/M/Lに加入することが条件になっているので旧プランのままよりはシンプルS/M/Lにプラン変更した方がお得になると言えます。

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スマホベーシックプランからシンプルS/M/Lへのプラン変更手順

ワイモバイルではシンプルS/M/Lへのプラン変更はWEBから簡単に手続きができます。

プラン変更の申し込みをすると新しいプランの適用日は翌月1日なので早く使いたいという人はプラン変更のタイミングを月末にするといいですね。

  1. My Y!mobileにログイン
  2. 料金プラン変更」をタップ
  3. 現在のプランが表示されるので「変更」をタップ
  4. 「シンプルS/M/L」のいずれかを選択して「変更内容を確認する」をタップ
  5. 変更内容を確認したら「申し込み」をタップ

ちなみにワイモバイルカスタマーセンターの自動音声応答サービスへ問い合わせてもシンプルS/M/Lにプラン変更ができるので電話がいいという人は下記の窓口に問い合わせしましょう。

■自動音声応答サービス

  • ワイモバイルの電話から:116
  • その他の電話から:0120-921-156
  • 受付時間:24時間年中無休
  • 通話料:無料

プラン変更すると旧プランに戻れない

ワイモバイルのスマホベーシックプランやスマホプランなど旧プランは新規受付を終了しているのでシンプルS/M/Lにプラン変更してしまうと戻れなくなるので注意しましょう。

特にスマホベーシックプランからシンプルS/M/Lへプラン変更すると10分以内の国内通話がオプションに加入しない限り無料ではなくなるので損することもあります。

そのためプラン変更する前に事前にワイモバイルの旧プランと新プランを比較して何が変わるのか、どっちがお得なのかシミュレーションしておくといいですね。

家族割引やおうち割は引き継ぎできる

ちなみにスマホベーシックプランで家族割引やおうち割光セットに加入している人はシンプルS/M/Lにプラン変更しても割引は引き継ぎされます。

なおスマホベーシックプランからシンプルS/M/Lにプラン変更することで割引額も550円から1,188円に増額されるので割引を利用している人はプラン変更しておくといいですね。

ワイモバイルのシンプルS/M/Lを徹底解説まとめ

ワイモバイルでは基本的にスマホベーシックプランのまま使うよりもシンプルS/M/Lにプラン変更した方が料金も安くお得になるケースがほとんどですね。

ただ10分以内の無料通話がなくなってしまうだけでなく、一度新プランに変更してしまうと旧プランには戻れないので手続きする前にプランを比較しておくようにしましょう。

ワイモバイルを家族で複数回線の契約をするのであれば月額990円という安さで使うことができるのでぜひ検討してみるといいでしょう。

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