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楽天モバイルのUN-LIMITはデータ無制限の使い放題で月額3,278円と非常に安いので家族まとめて複数回線の契約を検討している人も多いかもしれません。
ただ楽天モバイルでは1回線目と2回線目以降で割引や無料キャンペーンなどが違うので注意が必要ですね。
記事では楽天モバイルを家族で複数回線契約する人向けに注意点やキャンペーンの利用方法、2回線目を無料で使う方法などまとめました。
楽天モバイルは楽天アカウントや契約名義をうまく利用することで複数回線でもお得に使えるようになるのでぜひチェックしてみましょう。
楽天モバイルには家族割がない
楽天モバイルには家族割など複数回線の契約でもらえる割引や特典がありません。
auやドコモ、ソフトバンクなどの携帯キャリアは家族割を前提とした料金体系になっているので1回線目の料金は比較的高めに設定されています。
下記を見ても大手キャリアでは家族割を利用しても1回線目は割引が適用されませんよね。
家族割 | 割引額 | |
ドコモ | みんなドコモ割 | 2回線目:550円 3回線以降:1,100円 |
au | 家族割プラス | 2回線目:550円 3回線以降:1,100円 |
ソフトバンク | 新みんな家族割 | 2回線目:660円 3回線以降:1,210円 |
ワイモバイル | 家族割引サービス | 2回線目以降:1,188円 |
UQモバイル | なし | なし |
楽天モバイル | なし | なし |
ただ楽天モバイルの料金は家族割はもちろん別居や同居問わず家族間通話の無料もないので、1回線目から家族割を加味した安い料金や通話料無料のサービスを提供しているのです。
つまり楽天モバイルは家族割がなくても安く使えるように1回線目から料金を安くしているということになりますね。
楽天モバイルの2回線目料金を比較
楽天モバイルと同じ価格帯のワイモバイルやUQモバイルと2回線目の料金を比較して家族全員分の料金をシミュレーションしてみました。
楽天モバイル | ワイモバイル | UQモバイル | |
プラン | UN-LIMIT | シンプルプラン | くりこしプラン |
データ量 | 3GB | 3GB | 3GB |
1回線目の料金 | 1,078円 | 2,178円 | 1,628円 |
2回線目の料金 | 1,078円 | 990円 | 1,628円 |
3回線目の料金 | 1,078円 | 990円 | 1,628円 |
家族3人の料金 | 3,234円 | 4,158円 | 4,884円 |
楽天モバイルには家族割がないので2回線目以降の料金は家族割があるワイモバイルよりも高いですね。
ただ楽天モバイルは1回線目の料金が元々安いので家族トータルで見ると料金は一番安いということが言えます。
楽天モバイルを家族で複数回線申し込みするときの注意点
楽天モバイルは家族で複数回線の申し込みをするときはいくつか注意点があるのでまとめてみました。
楽天会員IDにつき上限は5回線まで
楽天モバイルは楽天会員IDにつき5回線までが契約数の上限になるので6人以上の家族で複数回線の契約をするときは楽天会員IDが複数必要になります。
ちなみに楽天モバイルでは同一名義で複数回線を契約しても家族割などのキャンペーンがないのでメリットはほぼありません。
そのため家族の分だけ楽天会員IDを新規発行して別々に楽天モバイルを契約した方が家族や子供でポイントを分けられるので便利です。
UN-LIMITのキャンペーンは1回線目だけ
楽天モバイルのUN-LIMITは複数回線の契約で2回線目以降だと無料キャンペーンが使えません。
具体的には下記の楽天モバイルで実施しているUN-LIMITキャンペーンは1回線目だけで利用することが可能で2回線目では割引や特典はもらえないので注意しましょう。
- UN-LIMITの1GBまでなら無料
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ちなみに楽天モバイルのUN-LIMITは2回線目だと1GBまででも無料ではなく月額1,078円の料金がかかります。
またUN-LIMITのキャンペーンだけでなくiPhoneやandroid購入キャンペーンも利用できないので、2回線目以降はほとんどのキャンペーンが利用できないと考えておいた方がいいでしょう。
と言っても上述しているように楽天モバイルでは2回線目でアンリミットの無料キャンペーンを使えなくても料金は他のキャリアと比較しても安いですよね。
UN-LIMITはデータシェアが使えない
楽天モバイルにはデータシェアのプランがないので家族でデータを分け合ったり共有することはできません。
ただ楽天モバイルはテザリングが無料で家族用のiPadやノートPCなどもデータ無制限で利用できるので家族で別々にスマホを契約するよりも安くなることがあります。
未成年の契約は店舗もオンライン申し込みもOK
楽天モバイルは18歳未満の未成年者でもオンラインショップで申し込みすることが可能です。
これまでは18歳未満の未成年者が契約するには店頭に保護者同伴で来店して手続きをする必要があったので店舗が近くにない人でも契約ができて便利ですよね。
未成年の方も、Webや楽天モバイルショップ(店舗)のいずれでもお申し込みいただけます。
楽天モバイル公式サイトから引用
もちろん楽天モバイルを未成年の子供名義で契約することもできますが、子供の楽天会員IDが必要になるので事前に準備しておくといいでしょう。
ちなみに親の楽天会員IDだと子供に持たせる場合でも2回線目とみなされ無料キャンペーンが適用されないこともあるので必ず子供分の楽天会員IDで契約するようにしましょう。
子供に待たせるときはフィルタリングが有料
子供(18歳未満)の携帯電話を契約するときはフィルタリングへの加入が法律で義務化されています。
大手キャリアだとフィルタリングのオプションが無料になっていることもありますが、楽天モバイルではフィルタリングオプションに月額330円かかるので注意しましょう。
なお楽天モバイルではフィルタリングオプションを解除するには「フィルタリング・サービス不要申込書」を楽天モバイルの店舗に提出することが必要です。
楽天モバイルの2回線目を無料で使う方法
楽天モバイルは最初の1回線目なら1GBまで0円で、しかもデータ無制限のUN-LIMITが3ヶ月間は無料で使えます。
例えば楽天モバイルを夫婦と子供の3人で申し込みするときは夫を契約者にすると1回線目の夫しか無料になりません。
ただ夫婦と子供をそれぞれ1回線ずつ契約者を別名義にすれば3人ともUN-LIMITを無料で使うことができるようになるということですね。
ただ注意したいのは楽天モバイルで2回線目以降も無料にするには複数の楽天アカウントが必要ということです。
契約者を別にしても同一の楽天アカウントだと同一名義の複数回線契約と見なされて無料対象外になってしまうので夫婦と子供分の楽天アカウントを用意しておきましょう。
ちなみに一人で2台持ちしたい場合も楽天アカウントを分けて別名義で契約すれば2台目を無料にすることが可能です。
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家族で乗り換える場合は契約名義を変更する
なお他のキャリアから楽天モバイルへ家族でMNPして乗り換えるときは契約者名義を引き継いでしまいますので注意しましょう。
例えば契約者が夫で利用者が妻と子供のまま楽天モバイルへ家族で乗り換えると妻と子供は利用者のままなので無料にはなりません。
そのため転出元のキャリアで事前に利用者を契約者に名義変更をして、家族ごとに契約者を分けてから楽天モバイルに乗り換えるようにしましょう。
楽天モバイルを家族で複数回線の申し込みをする方法
楽天モバイルでは店舗もしくはオンラインで複数回線の申し込みができます、
ただ楽天モバイルは店舗数が少なく、複数回線だと1回線の契約よりも手続きに時間がかかるのでオンラインで契約したほうが便利です。
店頭で複数回線の申し込みする方法
楽天モバイルの店頭で複数回線の申し込みをするのであれば、契約者が代表して来店すれば複数回線の契約手続きをまとめてできます。
ただ楽天モバイルを未成年者が契約する場合は保護者同伴の2名で来店する必要があるので注意しましょう。
オンラインショップで複数回線の申し込みする方法
楽天モバイルのオンラインショップでは1回の申し込みで複数回線の同時申し込みはできないので、2回線契約するなら2回申し込みが必要です。
と言っても手順は1回線目の申し込みと変わらないので同じように申し込みの手続きを進めましょう。
支払い名義を家族で別にすることもできる
ちなみに楽天モバイルでは契約名義と支払い名義を別にすることもできます。
例えば契約者名義を親と子供で分けても、支払いは親や家族のクレジットカードにするということも可能です。
楽天モバイルのオンラインショップでは申し込み時に契約者以外の支払い名義でも登録できるので子供のスマホの申し込み時に親のクレジットカードを登録しておけばOKです。
楽天モバイルを家族でお得に使う方法まとめ
楽天モバイルには家族割がないので同一名義の複数回線契約をすることにメリットはありません。
UN-LIMITの無料キャンペーンは2回線目以降だと対象外になってしまうので、2回線目もお得に使うなら家族で1回線ずつ別々に契約するのがいいでしょう。
なお大手キャリアと違い、楽天モバイルは未成年者の契約もオンラインで申し込みできるので子供の契約もオンラインショップで手続きするのがおすすめです。